七十二候 第69候 雉始雊(きじはじめてなく) 

二十四節気「小寒(しょうかん)」を迎えました。

寒さが次第に厳しくなるころ。

 

末候 雉始雊(きじはじめてなく)(1/15〜1/19)

雄の雉が鳴き始めるころ。

 

旬の魚   鮟鱇(あんこう)

鮟鱇は捨てるところがないといわれています。

身の部分を「ヤナギ」、肝臓はいわゆるアン「キモ」、卵巣は「ヌノ」、ヒレは「トモ」と呼ばれ胃袋は「水袋」それに文字通り「エラ」と皮「カワ」で、アンコウの七道具と呼ばれ、あんこう鍋には全て入れるんですって。

味噌ベース、醤油ベースの他様々な鍋料理で食べられていますが、私は漁師料理のどぶ汁がおすすめ!

あんこうの肝を乾煎りした鍋に野菜と共にぶつ切りにしたあんこうを加え、あんこうや野菜から出る水分だけで煮たもの。

茨城に行ったら、食べてみてね。

 

旬の野菜   蕪(かぶ)

カブはアブラナの一種で、チンゲンサイや白菜、菜の花、キャベツなどの仲間何ですって。

かぶ春の七草のひとつで、別名で「すずな」とも言われています。

葉にはカロテン、カルシウム、鉄分など、丸い根にはビタミンCやカリウムが豊富。

漬け物にしたり、スープに入れたりすますが、焼いても美味しいですよ。

 

 

 

 

 

小正月(こしょうがつ)

農事的な行事を行う日です。

餅花や繭玉を作って、豊作を願います。

正月中忙しく働いた女性たちをねぎらい骨休めしてもらう日でも。

女正月と呼ぶ地域もあります。

1月15日の朝に小豆粥(あずきがゆ)を食べて、家族の健康を願います。

お正月からの食べ過ぎの胃を、休めるにも良いですね。

 

 

暦を生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。

旬のものを見たり食べたり生活に取り入れて見ませんか?

 

何かありましたら、お気軽にお問合せください

 

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