最近スーパーなどで「土用の丑の日」のキャッチコピーとウナギが並びはじめましたね。
暦を使用するまで、土用の丑の日といえば夏と思っていました。
陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、
土を各季節の終わりに当てはめて、
立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を土用といいます。
夏土用の間に、
土を掘り起こす作業をしない。
暑中見舞いを出す。
衣類や書物の虫干しをする。
梅干しの天日干しをする。
薬草などを入れたお風呂に入る。
うなぎや梅干しなど「う」のついたものを食べる。
など
江戸時代に発明家の平賀源内が店先に
「本日丑の日」
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし
と仕掛けたものだったとか。
この「本日丑の日」は、日本初のコピーライティングともいわれているんですって。
元々この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがあり、
栄養たっぷりのうなぎや、梅干し、うどんなど体にいいものや優しいものを食べて、
体調を整え季節の変わり目を過ごしませんか?
小暑末候
第三十三候「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう) 」新暦7月17日〜7月 21日 頃
鷹のヒナが、飛び方を習い覚える
植物 モロヘイヤ 、桃の葉
魚 鰻(うなぎ)
動物 ハチクマ
行事など 土用入り:夏土用、立秋前18日間。
丑の日に夏バテしないように鰻を食べる。
モロヘイヤが夏バテに良いとされている。
「桃葉湯(とうようとう)」といい、桃の葉を入れた風呂があせもなどの皮膚疾患に良いとされた。
この時期ならではの植物の活用がある。
生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。
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