無花果の美味しい季節

無花果の美味しい季節が2回あるって知っていますか?
夏の旬は6月から7月頃と、秋のは8月から10月頃。

梅雨の時期に実がなる夏の方はどうしても腐りやすいため、流通量も少なく、
最近では秋の方が多く作られています。
そのため、一般的にはイチジク=秋の果物というイメージが定着していますよね。

その名は、中国での名前「映日果(エイジツカ)」がなまってイチジクとなったという説と、
一日一個ずつ熟すから、または一ヶ月で熟すから、「一熟」と名がついたという説があります。
「無花果」とも書きますが、実の中に無数の白い花を咲かせるのですが、
外から見えず、花が咲かないように見えるからこの漢字が当てられたといわれています。

丸みがあり付け根まで色がついているもの
甘い香りがするもの
皮がやわらかく熟しているもの

この時期、皮を剥いてそのまま食べて、香りやつぶつぶとした独特の食感を楽しんだり、
ジャムやコンポート、ハムやチーズと合わせて、おかずにもおやつにもなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

立秋末候
第三十九候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」 新暦8月17日〜8月22日 頃
深い霧が立ちこめる

植物   無花果(いちじく)、新生姜(しんしょうが) 水引(みずひき)
魚    まだこ、鱸(すずき)
動物   おんぶばった
行事など 霧が有名な場所
     摩周湖(北海道)、軽井沢(⻑野) 霧の海( 広島)渋峠 (群馬) 竹田城跡(兵庫県)大江山(京都)

水引は祝儀の水引に姿が似ていることからついた名前。(花言葉は慶事・祝い・感謝)
新生姜はこの時期、クーラーなどで冷えた体を温める。(花言葉は 豊かな心)
無花果は『聖書』のアダムとイブの物語にも登場する。(花言葉は子宝・裕福・平安)

 

暦を生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。

旬のものを見たり食べたり生活に取り入れて見ませんか?

 

暦と旅の案内人「こよみすと」ワンデイ講座を学び、こよみ生活はじめましょ♪
お申し込みはこちらへ

 

関連記事

  1. 部分日食…

  2. 夏土用

  3. ツユクサ

  4. 七十二候 第69候 雉始雊(きじはじめてなく) 

  5. 七十二候 第60候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

  6. 蓮根の日♪

  7. 七十二候 第56候 地始凍(ちはじめてこおる)

  8. 七十二候 第19候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。