重陽の節句を知っていますか?
古来中国では、奇数の日は縁起のよい「陽の日」とされ、
3月3日や7月7日など、奇数が重なる日を祝い、
「9」が重なる9月9日を「重陽(ちょうよう)」と呼び、
五節句の1つとして親しまれる行事です。
「菊酒」
身体の中にある邪気を払い、不老長寿を願って飲みます。
お家で手軽に楽しむなら、菊の花びらをお酒に浮かべて飲むと良いです。
作物の収穫時期と重なるため、庶民の間では「栗の節句」として
「栗ごはん」で祝っていました。
「被せ綿」
前日に菊に綿を被せて菊の露や香りを含ませ、翌朝その被せ綿で身体を拭い、
無病息災を祈りました。
「菊湯・菊枕」
菊を湯船に浮かべた「菊湯」に入ったり、
乾燥した菊の花びらを詰めた「菊枕」で眠ったりします。
菊の香りには邪気を払う力があると信じられていました。
今年は9月9日に菊を飾って、重陽の節句を楽しんでみましょ♪
白露初候
第四十三候「草露白(くさのつゆしろし) 」新暦9月7日〜9月11日 頃
草の露が白く光る
植物 梨(なし)、秋の七草(萩、ススキ、葛、なでしこ、おみなえし、藤袴、桔梗)
魚 縞鯵(しまあじ)
動物
行事など 重陽(ちょうよう)の節句
9月9日、菊の節句ともいう。昔は栗の節句といわれたこともある。
梨が美味しい時期。(花言葉は博愛・情愛・慰め)
暦を生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。
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