七十二候 第65候 鹿野解(12/27〜12/31)
鹿の角が落ちる頃。
「麋」は大鹿のことで、古い角を落として生え変わります。
候のことば 小晦日(こつごもり)
12月30日は小晦日、31日は大晦日(おおつごもり)という呼び方があります。
つごもりとは、月が隠れる、月ごもりのこと。
月齢で数える太陰暦では毎月末日は新月のころで、つごもりにあたります。
ちなみに29日の9は「苦」を連想させるため、
大掃除は28日までに済ませることとされていました。
正月の準備を整えて、明日は大晦日で…ちょっと時間が。
1年を振り返る時間にしても良いですね♪
旬の魚 鯉(こい)
縄文時代から鯉を食べていて、鯛以上のご馳走だったとか。
冬の寒さで身が締まり、脂がのった12月〜1月が旬。
鯉の洗いや甘露煮に。
鯉の身を濃いめのみそ汁で煮た鯉こくは一度味わって見たいものですね♪
旬の野菜 かぼちゃ
冬至には「ん」のつくものを食べると運気が上がるとか。
かぼちゃは南瓜と書いて「なんきん」とも。
本来は夏が旬ですが、保存がきくので冬でも大丈夫。
「冬至の日にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれています。
暦を生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。
旬のものを見たり食べたり生活に取り入れて見ませんか?
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