二十四節気 大寒(だいかん)迎えました。
一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。
七十二候 第70候 款冬華 (1/20〜1/24)
雪の下からふきのとうが顔をだす頃。
香りが強くほろ苦いふきのとうは早春の味。
候のことば 二十日正月
正月の祝い納めの日として、昔は仕事を休むならわしがあったのが、
一月二十日の二十日正月。
正月に用いた魚の頭や骨の残りで、鍋や団子をいただいたことから、
骨正月、団子正月などの別名も。
地方により、正月のごちそうやお餅をこの日に食べ尽くすなど、
正月のものは食べ残すまいという実りへの感謝の思いが込められます。
旬の魚 赤貝(あかがい)
赤いほど高値がつくという赤貝。
かつては東京湾でとれる江戸前のものが最高級とされていたそう。
磯の香りと、しっかりとした旨味が赤貝の持ち味。
江戸前を代表する寿司ネタ♪
旬の草花 南天(なんてん)
「難を転じる」という意味に通じることから、縁起が良いとされ、
正月飾りやおせち料理に用いられたり、葉を赤飯の飾りにしたり。
白い実をつける白南天もあり、
漢方ではその白い実を干して咳止めの薬にするそう。
暦を生活に取り入れるようになり、季節を感じるようになりました。
旬のものを見たり食べたり生活に取り入れて見ませんか?
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